本
今、あなたが手にしていらっしゃるこの本は、私たちが再結合した際にスピリチュアルガイドが魂のミッションとして私に書き著すよう勧めてくれたものです。ですから非常に早い時期から、数年後に出版されることを頭に描きながら執筆をはじめました。
しかし、そのころ、まだ体験途中だったツインフレ—ム・プロセスのスケ—ルの大きさや影響力にすぐに気がつき、本を書きあげるまでにはまだまだ時間がかかるということがわかりました。今になってみるとなぜこの本を書くよう勧められたのか、また書き上げるまでにどうして時間が必要だったのかがよくわかります。
私たちは自分たちの体験を喜びや苦しみなどの自身の感情や感覚を盛り込むことなく表現し、伝達できるよう、プロセスの一瞬一瞬、しっかりと意識をしながらすべてのステップに取り組んできました。
処女作となるこの本は私たち自身の物語を披露するためのものではありません(これについてはまたいつか別の本で書くかもしれませんが)。この本はより多くの人に光を灯し、その目覚めを助け、みなさんが自分のツインフレ—ムの呼びかけに気づくことを願って書かせていただきました。
本書にはツインフレ—ムとの再結合を体験した方々への数年間に及ぶサポ—トを通じて得られた、数多くの実体験の証言が詰まっています。
またツインフレ—ムの道を歩む方々の役に立ち、みなさんが奥の深い真実の「愛」の世界に入っていけるよう、私たち自身の実体験、経験、足跡、光の時期、闇の時期などの話も、わかりやすく書かせていただきました。
私は再結合の直後から絶えずメモを取り、起きた出来事の意味をちゃんと理解しようと心がけてきました。それは先に道をしっかり歩んでいれば、ほかの人を導けるようになると考えたからです。
山のガイドさんに例えてみましょう。山登りのグル—プに付き添うガイドさんは、自分が案内する山をガイドするグル—プとはじめて訪れるわけではありません。ガイドさんはその山道をすでに歩いたことがあり、道のことがよくわかっていないといけません。また、気持ちのよい場所や危険なポイントについても知っておかなければなりません。ガイドさんが他人を道案内できるのは、予めそこを通ったことがあり、意識的に道のことを覚えたからこそなのです。
さて、私たちは自分たちに実際に起きていることを客観的に観察し、分析し、理解することができるような俯瞰的な位置に意識的に自分たちを置き、ツインフレ—ム関係のポジティブな面もネガティブな面も広く体験することが大事だと考えました。
ツインフレ—ムの仕組み、引き金となる出来事、さまざまなステップ、困難なこと、誤解しがちなことなどについて理解し、認識したうえで、理屈ではなく経験を伝えられるようにすることが重要だと考えたのです。
この本を書くため、5年のあいだ、私たちはこうした取り組みを続けてきました。
この本がまだ「目覚めて」らっしゃらないツインフレ—ムの方々の心にどうか響きますように。
この本がご自分のツインフレ—ムとの再結合前の準備としてぜひ役立ちますように。
この本が再結合のあとにツインフレ—ムが体験するピュ—ル・プロセスに立ち向かう勇気を与えられますように。
この本によって、より多くの人々がより「高次元の愛」に触れられますように。